ObsidianでZettelkasten(ツェッテルカステン)を使うときのノートの管理方法

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この記事は2022年に書いたものです
考え方の基本は今でも使えますが、具体的な運用(タグの使い方やノートの分類)は変わっています。今の実践はアトミック・シンキングにまとめています。

jMatsuzakiさんが最近ブログに書いているZettelkastenの記事が大変参考になっています。

Zettelkasten(ツェッテルカステン)に保存する対象は徹底的に絞る jMatsuzaki

Zettelkasten(ツェッテルカステン)で使うノートの種類と構成まとめ jMatsuzaki

これ以前の記事にも参考になる記事はいっぱいあって、何度も見返したりしていたりするんですが、今回はZettelkasten(ツェッテルカステン)で使うノートの種類と構成まとめという記事が大変興味深かったのと同時に、自分がやっている方法と大きく異なっていたので、ここで自分なりのやり方をブログにまとめてみようかと思った次第です。

1つの方法論について「多様なやり方が存在する」というのは大変重要なことだと思うので、どちらが正しいとかそういうことではなく、自分は今こう考えてやっている、という方法。どういう感じで自分の「ナレッジベース」にノートを整理しているか、についてまとめてみたいと思います。(ほとんどObsidianだけで完結する)

前提条件

まずそもそも、ごりゅごの普段のObsidianの使い方はニクラス・ルーマンが作っていたZettelkastenとは異なる部分が多いです。 →Zettelkastenについてまとめたノート

Zettelkasten的な概念を最初に知ったきっかけは、Obsidianの設定項目に「Zettelkasten prefixer」という項目を見つけたところからですが、その後にいろいろな関連メソッドを多く取り入れています。

「Zettelkasten」を知ってから、応用概念である「Linking Your Thinking」を知り、関連元といえる「Evergreen note」や「デジタルガーデン」という概念なども同時に学びました。その後「How to take smart notes」(日本版『TAKE NOTES!』)を読んで、改めてZettelkastenについて考えたりしましたが、ここまでにいろいろな要素を取り入れて自分なりの真似の仕方をしています。

『「How to take smart notes」』についてはPodcastでも詳しく話しています。→BC014 『How to Take Smart Notes』 - ブックカタリスト

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こういう感じでいろいろな概念がごっちゃになったミックスタイプだというのを踏まえて、ごりゅごの分類の仕方などをご覧いただければと思います。

ノートの種類と管理方法

Zettelkastenには様々な種類のノートがありますが、私はObsidianの中だけでこれらをすべて管理しています。それぞれのノートをどのように運用しているか、具体的な方法をまとめました。

  • 一時メモ(Fleeting Notes)

    • 役割: 日々のアイデアや着想を一時的に記録します。
    • 管理方法:
      1. まずはObsidianのデイリーページに書き留めます。
      2. 翌日、必要だと感じたメモは「単独のノート」として独立させます。
      3. Spaced Repetitionプラグインを使い、定期的に見返します。
      4. 内容が固まったら、レビュー用のタグ (review) を外します。
    • 参考リンク: 💎Spaced Repetitionプラグインで「Ankiっぽい」ノート見直しの仕組みを実現
  • 文献ノート(Literature Notes)

    • 役割: 本や記事など、外部の情報を自分なりにまとめるためのノートです。
    • 管理方法:
      • 一時メモと同様にSpaced Repetitionプラグインで定期的に見返します。
      • これらのノートは、資料や用語をまとめる専用のフォルダに保存しています。
  • Zettelkasten本体のノート

    • パーマネントノート(Permanent Notes)
      • 役割: 自分の言葉で恒久的に残す価値のあるアイデアや知識をまとめたノートです。
      • 管理方法: メモが十分に育ち、良いノートが書けたと感じたら #green タグを付けます。
    • ストラクチャーノート(Structure Notes)
      • 役割: 複数のノートの繋がりを構造的に示す、目次のような役割のノートです。
      • 管理方法: #str タグを付けます。(structureだと長いので短縮しています)
    • インデックスノート(Index Notes)
  • プロジェクト管理ノート(Project Notes)

    • 役割: 特定の目標達成に向けたタスクや進捗を管理するノートです。
    • 管理方法:
      • 管理用のノートに #project タグを付けます。
      • Spaced Repetitionプラグインを使い、プロジェクトの進捗を定期的に確認します。
      • 興味が薄れたプロジェクトは、自然と見返す頻度が下がる仕組みです。

文献同士、文献からパーマネントノートなどのリンクが作りたいから一ヶ所にまとめる

今回改めて、自分はなんでこれらを全部Obsidianで管理しているんだろう、なんかNotionで文献管理とかカッコよさそうだからやってみたいな、とか思ったりもしたんですが、自分はこれらを全部Obsidian一個で管理している理由があるということに気がつきました。

1つは、Obsidianは「考える」ツールであると同時に、自分にとって「書いて学ぶ」ツールでもあるから。去年1年いろいろな本を読んで、自分が知らない、理解できていないことはそれこそ数えきれないほど無数にあることがわかりました。そして、それを理解するのにObsidianというツールで「書く」のが非常に便利。

そうやって学んでいく過程で、同時に「自分が考えていることもまとめていきたい」と思ったときに、複数の場所でノートを管理するのではなく、一ヶ所で管理した方がメリットは大きそうだと判断しました。

あとは、ノートのリンクをしっかり作っておくと、Obsidianの「関連ノートを見つけるプラグイン」がすごくいい感じに機能してくれる、というのもObsidianで知識管理をしようとしている大きな理由かもしれません。

Obsidianのリンクを元にして関連ノートを見つけ出すプラグイン

なんにしてもこの「リンク式ノート」という概念は、これまでのノートとは違う、すごく新しい脳内整理の仕方で、これからもきっとどんどん新しい方法が生み出されていくのだろうという期待が持てます。

まだまだ自分のやり方も変わっていく可能性は高いんですが、ひとまず「今はこう考えている」という記録として、どんな風にノート構成を作っているのか、というのをまとめてみました。

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