Ableton Push 3 実機レビュー
Ableton Push 3を実際に使ってみた詳細レビュー。購入して良かった点、練習効率の向上、演奏性の変化、そして購入前に知っておきたい注意点まで、実機ユーザーが徹底解説します。
2025年7月に、Ableton Push3を購入しました。
そこから1ヶ月ほど経過したので、購入直後の印象から現段階での感想まで、一通りのことをまとめて整理してみたいと思います。
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自分にとっては圧倒的に「買ってよかった」
まず結論からお伝えすると、自分にとってのAbleton Push 3は間違いなく「買ってよかった」ものでした。万人にオススメできるわけではないことは理解していますが、私の用途においては、明確に効率と楽しさを向上させてくれました。
特に印象的だったのが、Ableton Pushの「でかくて重い」という特徴は、案外悪いことだけでなく、重さ、大きさが演奏時の安定感に繋がり、力を抜いて演奏できるようになった、というのは面白い発見でした。
パッド感度の向上とも相俟って、導入しただけで「明確に上手くなった」と感じられるくらいの変化でした。
注筆者がPUSHを買った理由は「製作用」ではなく「楽器として」演奏する目的です。→ハードコアパッドスタイル|うりなみ こんな連載も書いています→64パッドで始める音楽生活
Push 3の主な利点・欠点
演奏性が劇的に向上する
Push 3のパッド感度は圧倒的でした。大きさや重さからくる安定感自体も、もちろん演奏によい影響をもたらしてくれますが、それ以上にベロシティのコントロールが圧倒的に容易になりました。
とにかく感度が高いので、ものすごーーーく優しく触っても、ちゃんと反応してくれる。
これによって無駄な力が抜けて演奏が楽になるだけでなく、狙った強さで音をコントロールすることもかなり簡単になりました。
これは、Launchpadである程度練習を積んだ経験があるからこそ、より強く実感できる変化でした。
練習が効率的になる
また、Push 3を導入したことで、練習の効率自体も劇的に向上しています。手元でテンポの上げ下げやループ範囲の変更などができるし、エフェクトのパラメーターも、ノブを使ってた素早く直感的にできる。これは、純粋な操作性だけでなく、Liveの画面を切り替える必要がない、という意味でもかなり「効率アップ」に貢献してくれます。
これらは、コピーや練習の際にも効果が大きく、純粋に「同じ練習時間でたくさん練習できるようになった」という感覚があります。
ボタンの数は多いですが、Liveにある程度慣れていれば、それぞれのボタンは「よく考えられてるな」と感じられます。つまみでテンポが変更できるし、キャプチャボタンは手元にある。
つまみ周りもボタンが多く感じますが、8つのつまみの下に、8つずつのボタンがあることで、複数の楽器の、複数のエフェクトに素早く切り替えができ、それをつまみで調整できます。
右上4つのボタンでモニターに表示する内容を切り替えられるんですが、エフェクトパラメーターを表示する画面にすることで、モニターにパラメーターの名前を表示して、数値自体もつまみでいじれます。
同じようなことはたとえばLaunch Controlなんかを使えば「つまみでパラメーターをいじる」ことはできる(しかもLauhch Contralは値段に対して非常に製品の質感が高い)んですが、モニターがないので、そのつまみが何に使われるかわからない。
初見ではめちゃくちゃボタンが多いと感じたんですが、第一印象と比べて、圧倒的にスムーズに操作ができるようになりました。
PUSH3はオーディオインターフェイスになる
案外知られていないかもしれなくて、そして案外便利なのがPUSH3はオーディオインターフェイスとしても機能する、ということ。
そして、オーディオインターフェイスとしての音質も「PUSHのおまけ」と考えならば、非常に評価が高いです。
購入直後の上記画像では、オーディオインターフェイス別途用意していましたが、これがなくなってほんの少しだけ机がスッキリしました。
マイクは挿せないんですが、ギター・ベースを弾く方は「PUSHがあればいい」というのは感覚的にかなりスッキリするのではないかと。(なんならここにギターワイヤレスをぶっ挿してもいい)
ボタンが固い
タッチストリップは最悪の場所にある
購入前の注意点
サイズと重量
Push 3は、その安定感と引き換えに、非常に大きくて重いです。「プロの機材」としてはこんなもんか、という感覚はありますが、素人が、お家でちょっと音楽を楽しむ、という観点では、やはり「過剰」と感じる大きさ。すくなくとも「最初に買う」という価格ではないし、サイズでもありません。そういう意味で、やはり万人にオススメできるものではありません。
持ち運びは現実的だとは思えないし、PCデスクに置く場合も、設置場所はかなりよく考える必要があります。(今は、広めの机を使って使うたびに移動させてる)
電源の必要性
また、PUSH3はコントローラータイプでも、USB給電では電力が足りず、電源が別途必要です。
そもそもPUSHの大きさ的に気軽に持ち出してどこでも使えるというタイプのものではないですが、外で使うには「ノートパソコン+PUSH」に加えて、電源も必要になるわけです。(スタンドアローンであれば短時間は電源不要)
超重い本体だけでなく、電源も必要、というのは「音楽機材」としては当たり前なんですが「ガジェット」という観点では制約が大きいです。
まとめ
Ableton Push 3は、そのサイズや電源の制約があるものの、演奏性、練習効率、表現力の向上という点では充分過ぎるくらいに価値があるものでした。
自分のようにパッドでの演奏にこだわりたい方は少ないかもしれません時、単純にAbleton Liveのユーザーであれば(特にセッションビューを多用するのであれば)金額以上に「時間が買えるツール」であるという感覚はあります。
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