IK Multimedia:全部入りをセールで揃える選択肢

IK MultimediaのTotal Studio 4 MAXを使って分かったこと。MODO BASSとHammond B-3Xの2つだけでバンドルを買う価値がある理由と、物理モデリング音源の強さ。

Native Instrumentsが業界標準として君臨する中で、IK Multimediaは別の入り方ができる選択肢です。

「全部入りをセールで安く揃えたい」というニーズに対して、Total Studio 4 MAXがセール時に2〜3万円程度で手に入れば、現代の音楽制作で使いそうな音は一通り揃います。量は多い。UIは古い。でも揃います。

ここで音源の品質についてひとつ言いたいことがあります。音色が悪い状態では、リズムを極めて正確に保たなければ雰囲気が成立しません。脳のリソースが常に「正しさの維持」に取られます。逆に、良い音源を使うと、多少のリズムの揺れが「ニュアンス」として聞こえてきます。音源を良くすることは、演奏者の意識を「正しいか」から「伝わるか」へ移すための投資でもあります。

その中で、特に推せるのが2つ——MODO BASSとHammond B-3Xです。この2つのためにバンドルを買う、という判断が成立すると思っています。

詳細な所有製品一覧は🏢IK Multimediaで。


物理モデリング音源の2本柱

MODO BASS:ベース音源の1位

物理モデリング——弦、ボディ、ピックアップをシミュレーションして音を生成する設計で、ジャンルを問わず使えるベース音源です。サンプリング音源との違いは、「録音された音を呼び出す」ではなく「弦の振動をその場で計算して音を作る」ことです。だから、弾き方のパラメータを変えるとリアルタイムで音が変化します。スラップの強さ、指の位置、弦のミュート具合——この細かさが、サンプリング音源では出しにくい「生感」を作ります。

ロックでもファンクでもジャズでも自然に聞こえる汎用性があり、個人的には「ベースはMODO BASSがあれば足りる」という結論に至っています。他のベース音源を試してみたいという欲求が、これを使ってからほぼなくなりました。

IK Multimedia製品の中で「1位」と迷わず言える一本です。

Hammond B-3X:一言で「最高」

Hammond社公認のB-3オルガン音源です。説明するより「最高」という評価だけで十分伝わる気がしています。オルガンが必要なジャンルで弾くと分かります。


その他の音源


購入について

公式サイト(group.ik.com)のセールを待つのが基本です。定価での購入は割に合いません。

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