毒沢鉱泉 神の湯

🚗2023年7月の長野旅行、2日目に宿泊した宿。

毒沢鉱泉 神の湯(かみのゆ)(楽天トラベル)

諏訪湖カヤックから車で行きやすいところを求めて見つけた宿なんだけど、よい意味でも悪い意味でも圧倒的な「秘境の宿」だった。

山の上にある宿で、最後の数百メートルは「これ車のすれ違いできるの?」というすごい山道を上り切らないといけない。当然、近くに宿以外の施設はないので、コンビになどに行きたければ再び同じ道の上り下りが待っている。

と、そういう言い方をするとネガティブに聞こえるわけだが、この環境は見方を変えれば「現代の喧騒から強制的に隔離できる」とも言える。

内装などはリニューアルされているが、ものすごく「懐かしい」「旅館」というイメージなのだ。1980年生まれの自分が「小さい頃こういうところに泊まったことある」と感じるような旅館。

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廊下もこんな感じで、山の中なので虫さんも平然とやってくる。 636AEEFE-EC0C-4B76-8C84-498C7C9613D9_1_105_c

部屋も超狭くて、失礼ながら非常に古くさい。黒電話がまだ現役で使われており「ご飯ですよ」の電話がかかってくる。 A4AC2BDC-0BEC-4E95-B971-B0C752B32CBC_1_105_c

ご飯も、なんというかどれも田舎料理。

ただ、これらの料理はどれもとても美味しくて、献立としては古くさいが、これは今どき他では食べられないような貴重な食事だったと感じる。山菜が大目。

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この後、川魚の塩焼きも持ってきてくれた。

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温泉も、信玄公が湯治に使ったとかなんとかいういわれがあるらしいありがたき場所。お風呂の中には紙コップが置いてあり、掛け流しの源泉を飲めるようになっていた(鉱物要素大目でかなり酸っぱい) 82244554-0585-4BA4-AF47-36D48B449377_1_105_c

朝ごはんも、山菜中心の「昔ながら」という感じのメニュー。 762318D1-1797-42B5-8231-143882C3ED23_1_105_c

正直、何泊もしたいという場所ではないんだけど、普段は簡単には食べられないような献立で、しかもそれがきちんと調理されて美味しい。これは非常に貴重な体験。

かつてリニア・鉄道館で新幹線開通時の再現弁当、というのが非常に懐かしく美味しかった印象があったが、それを強烈に思いだした宿だった。

他にも「明治の文豪の缶詰め体験」みたいな心持ちで「なにかに集中する」目的で宿泊するのもいいかもしれない。

毒沢鉱泉 神の湯(かみのゆ)