Obsidian Canvas。配置することが考えることになる
Obsidian Canvasは完成図を作る道具ではなく、カードを動かしながら考えるための道具。配置を動かすこと自体が考えることになり、完成図より過程で理解が進む。
Obsidian Canvas。配置することが考えることになる
Obsidian Canvasは、テキストだけの思考に「空間に置く」という要素を足すビジュアル思考ツールです。無限に広がる画面に、ノートや画像、ウェブリンクをカードとして自由に置き、矢印でつなぐと、情報の筋道が目に見える形になります。手元のObsidianノートをそのままカードにして使え、公式機能なので大きなプロジェクトでも重くなりません。
使うときのコツは、考えがまとまってから配置するのではなく、先に手を動かすことです。思いついたカードをとりあえず画面に出すと、それを見ながら考えの形が見えてきます。断片的な言葉でも先に出してしまえば、そこから次が続きます。最初からきれいに並べる必要はありません。
カードを並べ替えるのは、整理という単純作業ではなく、考えることそのものです。距離を調整し、線で結び、いくつかをまとめてみる。その試行錯誤を通じて、頭の中にあった漠然とした考えが外に出て、客観的に眺められるようになります。配置を変え続けるうちに、断片がつながって新しい見方が出てきます。
そのため、Canvasは清書のための道具ではありません。きれいな完成図を作ることに気を取られるより、配置を動かし続ける方が、見落としていた抜けや、つじつまの合わない箇所に気づけます。配置を変えた跡が残れば、後で見直すときの手がかりにもなります。完成した図そのものより、並べ替える過程で理解が進んでいきます。
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