練習は短期記憶で収まる範囲だけに留める

効率的な練習の鍵は「短期記憶」の活用にあります。一度に多くのことを詰め込まず、小さな単位を確実に習득していくことで、着実にスキルアップする方法を解説します。

楽器の演奏では、ごく一部の小さな単位を繰り返して無意識にできるようになれば、それを一つのチャンクにしてまとめるができるようになる。

こうすると、これまで練習してきたことに使う認知リソースがほとんどゼロになり、認知リソースすべてを「新しいことを身に付ける」ことに振り向けることができるようになる。

こうやって、ごく小さな単位のことを少しずつ当たり前にできるようになってはじめてより広い範囲の練習にとりかかれる。

短期記憶は7チャンクくらいしかないので、普段練習をするときはそれ以下に収め(理想は目的を1つだけにすること)、練習によってチャンク範囲を少しずつ拡大していく。