エバーグリーンノート
ナレッジワーカーのためのノート術「エバーグリーンノート」について解説します。Zettelkastenとの違いや、具体的な4つの原則、アトミック・シンキングへの応用まで、その概念と実践方法を詳しく紹介します。
「エバーグリーンノート(Evergreen Notes)」は、Andy Matuschakが提唱したノート術のコンセプトです。Zettelkastenから影響を受けながら、デジタル時代のナレッジワーカー向けに再解釈されたもので、ノートは書き捨てにせず、何度でも育て続けるものという考え方が根本にあります。
このページでは、エバーグリーンノートの基本概念からZettelkastenとの違い、そしてObsidianでの実践方法までをまとめています。
エバーグリーンノートの基本
『How to Take Smart Notes』(日本では『TAKE NOTES』というタイトル)のヒットがきっかけでZettelkastenというシステムが見直され、そこから様々な概念が生まれました。その中でおそらくもっとも知名度が高いのがこの「エバーグリーンノート」です。
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ごりゅご(管理人)は、エバーグリーンノートという概念を元に📋アトミック・シンキングを考案し、現在はZettelkastenを独自にアレンジしたRINKという仕組みを実践しています。
では、そもそもエバーグリーンノートとはどういったものでしょうか。
考案者のAndy Matuschak氏のサイト(Andy Matuschak’s working notes)を見る限り、基本的には二クラス・ルーマンのZettelkastenを、デジタル時代に合わせて再解釈したものです。
エバーグリーンノートはZettelkastenをベースにした考え方なので、🗃️Zettelkastenについてまとめたノートを先に読んでおくと、理解を深めやすいです。
その上で、私が感じる「Zettelkastenとエバーグリーンノートの違い」を整理すると、以下の2点が大きいと思います。
1. 対象者の広さ Zettelkastenはあくまでも「二クラス・ルーマンが使っていたもの」で、本人によって体系的に言語化されていたわけではありません。学術論文を書くことが注目されがちですが、日常のメモにもカードを使っていたと言われています。それに対してエバーグリーンノートは「ナレッジワーカー全般」を対象にした、より汎用的なコンセプトです。
2. デジタルを前提とした設計 エバーグリーンノートは最初からデジタルツールを想定しています。ノートは何度でも編集する、タイトルも繰り返し見直す、構造も育てていく——「書いたら終わり」ではなく「育て続けるもの」という姿勢が根本にあります。
参考
発展:独自のノート術「RINKシステム」のご紹介
この記事でご紹介したエバーグリーンノートの考え方は、私が長年ノート術を実践する中で深く影響を受けてきたものです。
その後、これらの考え方をさらに発展させ、ObsidianとDataviewを駆使した、より強力で実践的な手法「RINK(Relational Index of Networked Knowledge)システム」を構築しました。
RINKシステムは、ノート同士の「関係性」から自然に構造を生み出し、知識を育てることを目的とした、私独自のフレームワークです。
- ノートがバラバラにならず、自然と整理されていく
- 最初にカテゴリを決めなくても、後から構造が見えてくる
- Dataviewを使って、ノートの一覧性やつながりを劇的に高める
といった特徴があり、エバーグリーンノートの考え方をさらに一歩進めたい方に、ぜひ試していただきたいシステムです。
ご興味のある方は、以下のリンクからRINKシステムの全貌をご覧ください。