EZdrummerレビュー:自分の演奏に、ドラマーをつける感覚がいい

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EZdrummerは、ドラマーに任せる感覚がいい

EZdrummerはドラム音源ですが、自分の場合、「ドラムを打ち込むためのソフト」という感覚はあまりありません。

先に鍵盤的な演奏やベースラインを自分で弾き、その演奏を起点にドラムを用意するための道具です。EZdrummerのBandmateでは、先に録ったMIDIを渡すと、それに合うドラムの候補を選べます。

最初からドラムのパターンを一音ずつ考えるのではなく、自分の演奏を置いてから、近い演奏を探す。EZdrummerの面白さは、この順番にあります。

ドラムは候補から選んで、必要なところだけ寄せる

EZdrummerにはGroovesがあり、キックやハイハットを最初から一音ずつ組み立てなくても、近いグルーヴを候補から選べます。練習用の伴奏を作るだけなら、まずパターンを並べるだけでも自然なドラムになります。

見つけたパターンがそのまま練習に合うとは限りません。その場合はEdit Play Styleで、キックやスネアなどパートごとの量を動かせます。

ゼロから複雑なドラムを完成させるのではなく、ドラマーの演奏候補を選び、必要なところだけ自分の演奏へ寄せる。これなら、ドラムの細かな打ち込みを覚える前でも、演奏の練習へ進めます。

サンプル探しやAIへの丸投げとは違う

Spliceのようなサービスでは、たくさんの素材から「この演奏に合うドラムはどれだろう」と探し始めます。自分の場合、この探す作業そのものが音楽の中心になってしまうのは、あまり楽しくありません。

EZdrummerでは、先に自分が演奏しています。Bandmateでその演奏に合う候補を探せるので、素材を探すところからではなく、演奏から作業を始められます。

生成AIに「こんな感じの曲を作って」と頼む場合は、曲のかなりの部分を任せられます。EZdrummerで任せるのは、先に自分が弾いた演奏に対するドラムの部分です。

自分の演奏が最初にあり、その後でドラマーに伴奏を任せる。この順番なので、作業を減らしても「自分でやっている」感覚が残ります。

一人で練習するときのドラマー役

自分は64パッドを鍵盤のように使って演奏しています。EZdrummerで64パッドの演奏にドラムを付け、その伴奏を使ってまた弾く。

この使い方では、EZdrummerは曲を完成させるための作曲ソフトというより、一人で練習するときのドラマーを用意する道具になります。

一人で全パートを同時に担当する必要はありません。自分の演奏を中心に置いたまま、ドラムだけを任せられるからです。

参考

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