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Obsidianは必要な情報を並べると考えが進む

Obsidianは必要な情報を並べると考えが進む

Obsidianで文章を書いたり、過去のノートを調べたりするとき、画面を何度も切り替えていると、直前まで考えていたことを見失いやすくなります。参照したい資料を閉じ、作業中のノートを開き、また資料を探す。この往復が増えるほど、内容より画面操作へ意識が向きます。

必要な情報を同じ画面へ並べておけば、視線を動かすだけで作業と参照を往復できます。Obsidianの画面は、見栄えよりも、いま考えるために必要な情報を外へ出しておく場所として使えます。

作業と参照の場所を分ける

まず、作業中のノートと参照する資料を同じペインへ詰め込まないようにします。中央を文章を書く場所にして、左右へ参照資料やデイリーノートを置くと、資料を開き直さずに内容を確かめられます。

たとえば、左にファイル一覧、中央に作業中のノート、右に参照しているノートを置く3ペイン構成があります。複数の資料を比べる仕事なら、参照用のペインを増やすこともできます。ペインの数より、作業中のノートを中央に固定できることが大切です。

毎日の記録を残すなら、デイリーノートを一つのペインへ置いておく方法もあります。文章を書いている途中に出てきたメモやタスクを、その場で記録できます。作業の流れを止めて別のアプリを開く必要がないため、記録の置き場所を探す時間も短くなります。

ただし、最適な配置は作業によって変わります。文章を書くときは資料と作業を分け、ノートを整理するときは一覧を広く見せる。固定したレイアウトを守るより、いまの仕事で必要な情報が見える配置へ変える方が使いやすくなります。

画面に置く機能を絞る

画面へ何でも表示すると、必要な情報より選ぶ対象が増えます。サイドバー、カレンダー、タスク一覧、プラグインの画面をすべて開いておくと、どこを見ればよいのか分かりにくくなります。

常に表示するのは、作業中によく使うものだけにします。文章を書くなら作業ノートと参照資料、記録を残すならデイリーノート、一覧を確認するならその一覧です。使わない機能を閉じておけば、画面を開いたときに最初に見る場所が決まります。

情報を常に見える場所へ置くことには、割り込みの後に作業へ戻りやすくなる効果もあります。頭の中で「何を考えていたか」を保持し続ける代わりに、開いているノートから手がかりを拾い直せるからです。

画面へ置く情報を選ぶときは、見た目よりも、いまの作業へ戻るための手がかりを残すことを優先します。それ以外は一度隠します。

ノートに視覚的な手がかりを足して重要度と関係を見渡す

一覧を見て次の判断を決める

ノートの一覧は、保存した情報を眺めるだけで終わりません。並んだタイトルや属性を見て、どれを開くか、どのノートをつなぐか、何を考え直すかを決める入口にもなります。

ObsidianのBasesやDataviewを使えば、条件に合うノートを一覧として表示できます。すべてのノートを一枚の画面へ並べず、いま見たいテーマや状態に合うものだけを出します。表示された項目を確認しながら順番を変えたり、関連するノートを開いたりすることで、一覧が次の作業を選ぶ場所になります。

一覧が長すぎると、今すぐ扱うものを選べません。全件を検索できる状態は残しながら、普段の画面へ表示する候補は少数に絞る方が、目の前の作業へ移りやすくなります。

Basesは一覧を作るだけでなく、表示された情報を見ながらプロパティを変更できる道具です。複雑な条件を細かく指定したいときはDataview、画面上で情報を見て操作したいときはBasesというように、役割を分けて使えます。

Obsidian Bases

ノートを並べて関係を確かめる

文章だけでは、複数のノートの関係を同時に見にくいことがあります。似た内容のノート、反対の主張、途中で抜けている説明を比べたいときは、ノートを画面へ並べ直します。

Sliding Panesのようにノートを横へ連ねる画面では、リンクをたどった順番が左右の並びとして残ります。どのノートからどのノートへ進んだのかを見ながら、考えの流れを保てます。文章の構成を考えるときも、ノートのタイトルや本文を並べ、順番を動かしながら説明の不足を確かめられます。

Canvasでは、Obsidianのノートをカードとして置き、位置や矢印を動かせます。最初から正しい構造を描く必要はありません。カードを離して置き、関係が見えてきたら近づける。矢印でつないでみて違和感があれば、配置を変える。この操作自体が、ノート同士の関係を考える材料になります。

一覧は条件に合うノートを集め、Canvasは手元のノートを配置して関係を試す道具です。どちらも、目の前へ情報を出して次の判断をしやすくするために使います。分類の完成は後からでも構いません。

Obsidian Canvas

作業ごとに画面を作り直す

毎回ゼロから画面を作るのが負担なら、文章を書くとき、調査するとき、記録を振り返るときの配置をそれぞれ保存しておきます。作業目的に合う画面を呼び出せれば、ペインを開いたり閉じたりする操作から始めずに済みます。

それでも、保存した配置を正解として固定する必要はありません。使っているうちに参照資料が増えたり、デイリーノートを置く必要がなくなったりします。そのときは、作業を邪魔しているペインを外し、必要になった情報だけを追加します。

Obsidianの画面を整えるときは、機能を増やすより、作業中のノート、いま参照する資料、戻るための記録を見える場所へ置くことを優先します。考えるために不要なものは隠します。

最初は作業ノートとデイリーノートの2画面だけでも構いません。資料を見比べる必要が出たら参照用のペインを足し、ノートの関係を試したくなったら一覧やCanvasを開く。必要な情報を並べる場所を少しずつ変えると、考える内容に画面を合わせられます。

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